現役コスメティックアドバイザーの処方レシピ

おすすめアトピー化粧品の選び方 スペシャルガイド

乾燥肌との関係

アトピーと乾燥肌

このふたつは似ていますが、厳密に言うと違います。

乾燥肌というのは、肌が乾燥した状態になってしまうトラブル。
それに引き換え、アトピー症状の1つとして乾燥が引き起こされているものです。

乾燥がもたらすトラブルについては同じですが、乾燥に至るまでの経緯が違うのです。
しかし、乾燥肌を放って置くと、ボロボロになった肌細胞のすき間から肌内部に刺激物が侵入し、その異物の抗体を作ってしまうこともあります。
そうなると、次にその物質が侵入してきた時、それをアレルゲンと感知し、ヒスタミンの分泌が起こるのです。
こういった仕組みで、かゆみなどの症状を肌に感じるといわれています。

乾燥肌からアトピーへ

乾燥肌は、肌の問題で部分的に発生したりします。
アトピー症状にも、もちろん発生しやすい箇所というのはありますが、そのリスクは全身どこでも同じです。

発生しやすい場所はこの2つ。

  • 肌自体が傷ついているところ(化粧品や紫外線の影響など)
  • 皮膚が薄いところ(ひじ、ひざの裏、首など)

これらの部位が圧倒的に多いのは、肌の質とバリア機能の弱さに発生の頻度が比例するということを表しています。

アトピーの成人後発症の場合では、顔や首などに症状が現れることが多いのですが、これは、もともとの肌質と顔や首の皮膚の質が変わってしまっていることも予想されています。
この2箇所は、長い間外側から手を加え続ける部位ですので、その部分の肌質が変化してしまっていても不思議ではありません。

70~80年代に問題になった化粧品によるアレルギー症状発生のような問題が、弱くなったとはいえゆっくりと現れだしたということかもしれません。

また、顔は紫外線の影響も受けやすい場所なので、成人後アトピーの「顔だけ」症状の理由もなんとなく理解できますね。

乾燥肌からアトピーに移行しないために

アトピーを発症してしまうと「治る」ということはありません。
症状がでなくなる、ということはありますが、完治が難しい病気とされています。

ですから、できればならないように気をつけたいものですね。
そのためには、乾燥肌を進行させない刺激物の侵入を防いでアレルギー抗体を作らせない、ということが肝心。
保湿をしっかりして、バリアをはりましょう。
この2ステップを徹底すれば、ほとんどの場合アトピーへの推移を予防できるといえます。いまでは乾燥肌専用のドクターズコスメなども手に入りますので、そちらを使うのも一つの手だと思います。

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